※2024年8月28日撮影
トップ画像、武生駅を出てしばらくは市街地を進みました。
ようやく郊外っぽい風景になってきました。
跨線橋が目立っています。武生駅から4.3km、王子保駅です。
相対式ホーム2面2線。ホームの前後に北陸本線時代の使われていない部分があります。それにしても、あまり見かけない不思議な色の跨線橋ですね。雪対策でしょうか。
夏休み期間だと思いますが、朝の通学時間帯です。上りホーム左に木造駅舎があります。この駅舎も撮影に来る予定です。
駅名標。長閑な風景、奥の山々がこの先、徐々に迫ってきます。
王子保(おうしお)というちょっと読み難い固有名は、昭和初期に駅が開業した時の所在地、村名とのこと。現在の駅所在地、越前市四郎丸町の四郎丸も調べて見ると同じ位古い地名でした。
ハピラインふくい線は、山に向かって谷を進みます。
思わず「わお!」と歓声をあげてしまいました。奥の山並みに朝霧か雲が湧いています。しばらく、この風景に眼が奪われます。
南条駅の予告票です。山並みの雲が少しずつ変化しています。
ポイントがあります。南条駅です。
上り単式ホームと下りは島式ホームがあります。
島式ホームの内側の線路は撤去されている様です。
王子保駅から4.5kmでした。時刻は、もうすぐ6時半。
駅名標。何ともコンデジのフル・オート撮影を嘲弄するかの様な朝日のコントラストです。(笑)
駅は、明治年間に駅所在地の宿場名から鯖波(さばなみ)駅として開業しました。1960年代に南条町が誕生したことで1970年代に南条駅と改称されています。
敦賀に向かってかなり日野川の削った谷の奥に入って来ました。両側の山地間は既に1.5kmの幅です。
さらに谷を奥に進みます。
(文・写真) 住田至朗
※ハピラインふくいの許可をいただいて撮影しています。
※過去の写真はライター住田がプライベートで旅をした時のスナップ写真です。
※『JR路線大全 北陸・信越本線』(天夢人/2023)『国鉄の基礎知識』(創元社/2011)『停留場変遷大事典』(JTB/1998)『JR全駅・全車両基地』(週間朝日百科/60巻)他を参照しています。



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