JR九州・北九州市発表
2025年4月1日から、北九州空港最寄り駅となる「朽網駅」への特急列車の停車が始まります。本数は上下計10本で、博多~大分間の一部の「ソニック」と「にちりんシーガイア」が対象です。
北九州市が今年2月に発表した「北九州空港大作戦」において、「空港アクセス強化施策パッケージ」として打ち出した施策。バスの利便性向上にも取り組む予定で、エアポートバス朽網線は27往復から40往復に、エアポートバス小倉線(ノンストップ便)は17往復から21往復に増便します。
また、折尾駅を中心に約3km圏内を定額500円で利用可能にする「折尾駅定額タクシー」も、同日より実施します。
おトクなきっぷも登場
北九州空港利用促進の取組として、JRとエアポートバス朽網線がセットになったおトクなデジタルきっぷを、おでかけアプリ「my route」にて3月1日から発売します(利用開始日は4月1日)。
設定区間は北九州空港~折尾/黒崎/博多/別府・大分の片道。発着駅~朽網駅の乗車券と自由席特急券に加え、朽網駅~北九州空港のエアポートバス運賃がセットになったもので、発売額は発着駅によって異なります。折尾駅・黒崎駅発着は1,000円、博多駅発着は2,400円、別府・大分駅発着は3,500円。
なお、限定キャンペーンとして2025年6月30日まで、折尾・黒崎発着を半額の500円に。さらに先着1,000名限定で別府・大分発着を2,700円で発売します。
JR九州と北九州市は、このほかにも黒崎駅・折尾駅周辺の活性化にも繋がる利用促進策、大分方面の観光キャンペーンやアクセス強化と連携した取り組み、観光部門による空港アクセス強化の広報などを実施していきます。
【画像】どう変わる?北九州空港へのアクセスルート比較
(特急「ソニック」写真:ninochan555 / PIXTA)



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