大阪の夜を彩る”天神祭奉納花火”はいつ?どこで見る?日本三大...の画像はこちら >>

夏の大阪の風物詩、天神祭が2025年にもやってきます。ハイライトは7月25日(金)午後7時半から行われる「天神祭奉納花火」。

大川を舞台に、篝火を灯した船渡御と、夜空に咲き乱れる奉納花火が織りなす光景は、まさに圧巻の一言です。夏の思い出作りに、祭りの熱気を肌で感じてみてはいかがでしょうか。この記事では、2025年「天神祭奉納花火」の魅力や開催時間、アクセス方法、有料観覧席やおすすめの鑑賞スポットを紹介します。

天神祭奉納花火の魅力は?

天神祭は、京都の祇園祭、東京の神田祭と並ぶ「日本三大祭り」の一つです 。1000年以上の歴史を誇り、特に7月25日の本宮の夜は、祭りのクライマックスを迎えます。最大の見どころは、約100隻の船団が大川(旧淀川)を行き交う「船渡御(ふなとぎょ)」と、その夜空を彩る「奉納花火」の壮大なコラボレーションです。船の篝火(かがりび)や提灯の灯りが川面に揺らめき、打ち上げられる花火が水面に映り込む光景は、まさに「火と水の祭典」と呼ぶにふさわしい幻想的な美しさです。

大阪の夜を彩る”天神祭奉納花火”はいつ?どこで見る?日本三大祭のフィナーレを飾る花火大会の完全ガイド
飛翔橋からの天神祭奉納花火 (写真:PIXTA)

打ち上げ場所と打ち上げ時間は?アクセス方法は?

花火の打ち上げ会場は、川崎公園と桜之宮公園です。花火の打ち上げは、19時30分から21時頃までが予定されています。会場周辺には専用駐車場はなく、当日は交通規制も実施されるため、公共交通機関の利用が必須です。
・JR大阪環状線「桜ノ宮駅」から桜之宮公園沿いを南へ徒歩約2分
・京阪電車・Osaka Metro「天満橋駅」から徒歩約5分
・その他、JR東西線「大阪天満宮駅」やOsaka Metro「南森町駅」なども観覧会場へのアクセスに利用できます 。
当日は駅周辺も大変混雑するため、時間に余裕をもって移動しましょう。

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天神祭奉納花火の鑑賞ポイントは?

おすすめスポット:川崎公園・桜之宮公園周辺
打ち上げ場所に近く、祭りの熱気を存分に味わいたいならこのエリアが一番です。視界を遮る高い建物がなく、迫力満点の花火を間近で楽しめます。ただし、無料で見られるスペースは激しい場所取りが予想されるため、早めに現地へ向かうことをお勧めします。

有料指定席の購入で、快適な花火鑑賞を

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「混雑を避けて、ゆったりと花火と船渡御を鑑賞したい」という方には、有料観覧席の確保が断然おすすめです。チケットは2025年3月17日から順次販売が開始されており、前日の7月24日まで販売されます(売り切れの場合にはそこで販売終了)。
席種は、比較的リーズナブルな立見エリア入場券(¥3,000~)から、お弁当やドリンクが付いた指定席、さらには船上から優雅に鑑賞できる特別船上観覧席(¥150,000)まで、予算や目的に応じて多彩な選択肢が用意されています。
また「運だめしチケット」という、船渡御が行きかう大川沿いの観覧席チケット(全6会場)の中から、ランダムに決定する指定席が、お手頃な価格で購入できる商品の販売も開始されています。

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人気の席は早期に完売することも考えられますので、ご希望の方はお早めに公式サイトなどをご確認ください。

花火とともに、大阪天満宮の歴史と文化に触れる

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天神祭 船渡御 (写真:PIXTA)

せっかく天神祭を訪れるなら、花火だけでなく祭りのルーツにも触れてみてはいかがでしょうか。祭りの中心である大阪天満宮では、日中に「鉾流神事(ほこながししんじ)」といった厳かな神事が行われ、1000年以上続く祭りの歴史の奥深さを感じることができます 。25日本宮の奉納花火の前後には、大川(旧淀川)に多くの船が行き交う船渡御(ふなとぎょ)が行われます。
また、会場の入口付近には多くの屋台も並び、お祭り気分を盛り上げてくれます 。花火が始まるまでの時間は、歴史ある神社の雰囲気を味わったり、賑やかな屋台を散策したりして、天神祭を一日中満喫するのがおすすめです。
(写真:PIXTA、画像:天神祭パンフレットより)

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