「地方民鉄フォトコンテスト2024」で最優秀賞の大賞を受賞した伊予鉄道(愛媛県)のショットが表紙を飾る「地方民鉄旅ガイド(2025年度版)」(画像:民鉄協)

夏のお出かけなどの参考にしてもらおうと、日本民営鉄道協会はフリーペーパーの小冊子「地方民鉄旅ガイド~ふるさと鉄道の旅~(2025年度版)」を制作。2025年7月31日から、掲載各社の駅や東武博物館、京急ミュージアムといった一部の民鉄博物館、都内アンテナショップなどで配布する。

初版は2008年度。毎年内容をアップデートして版を重ねる。北の津軽鉄道(青森県)から南の熊本電気鉄道(熊本県)まで、民鉄協加盟の地方民鉄56社の人気車両や特徴ある駅、沿線の見どころ、グルメといった沿線観光情報をコンパクトにまとめた。

美しい写真多数。巻頭特集は、沿線の海、山、季節の自然の中を走るローカル線からの絶景を取り上げた「絶景路線の旅」、各社のユニークなイベント情報を集約した「観光・イベントガイド」の2本立て。

巻末には「地方民鉄フォトコンテスト2024」の入賞作品を掲載する。

B5判、オールカラー、76ページ。民鉄協ホームページでダウンロードできるほか、郵送による送付希望も受け付ける。英語、韓国語、中国語など計9カ国語版をネット上で閲覧できる。

「地方民鉄フォトコン」作品募集

民鉄協は、2026年度版「地方民鉄旅ガイドに」掲載する「地方民鉄フォトコンテスト2025」の作品を募集中。

作品公募は2021年度が初回。今回の新機軸は、民鉄協が台湾鉄道観光協会と「鉄道観光プロモーション協定」を結んだのを記念して、台湾の観光鉄道写真を対象にした「台湾賞」を創設する。

【参考】
鉄道を通じた日台の国際観光交流促進を 民鉄協と台湾鉄道観光協会が「観光プロモーション協定」締結(台湾・台北駅)(※2024年7月掲載)
https://tetsudo-ch.com/12970404.html

応募はX(旧ツイッター)から。締切は2025年11月30日まで。応募方法の詳細は民鉄協のホームページで。

記事:上里夏生

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