2025年日本国際博覧会協会が、大阪・関西万博のチケット販売に関する重要な変更を発表しました。
過去の万博のデータから会期末の9月以降に大変な混雑が予想されるため、2025年8月18日(月)より、公式チケットサイトでの入場券の購入時に、来場日時の予約を必須とします。
なぜ変更?会期末の大混雑に備えて
今回のチケット販売ルールの変更は、会期末に予想される著しい混雑への対策です。
過去に開催された愛・地球博やドバイ万博では、いずれも閉幕に近づくにつれて来場者数が急増する傾向が見られました。 大阪・関西万博でも、9月以降は同様に来場予約が非常に取りにくい状況になることが予想されています。

今回の措置は、こうした状況を踏まえ、「せっかくチケットを買ったのに、予約が埋まっていて万博に行けない」という事態を防ぎ、来場者があらかじめ予約の空き状況を確認した上でチケットを購入できるようにするためのものです。
8月18日の変更をふまえた注意点
2025年8月18日(月)からの変更点をふまえ、以下の点にご注意ください
チケット購入時に日時指定が必須に
8月18日以降、公式チケットサイトで入場券を購入する際は、その場で来場したい日時を選ぶ運用に変わります。これにより、購入時点で予約枠を確保することができます。

購入後の日時変更は3回まで可能
日時を指定して購入した後でも、来場日の変更は3回まで可能です。ただし、変更したい日に空きがある場合に限られます。また、来場日を変更すると、すでに行っていたパビリオン等の予約は失効してしまうため注意が必要です。
「通期パス」「夏パス」は8月17日で販売終了
購入時に来場日時を指定しない「通期パス」と「夏パス」は、8月17日(日)をもって販売を終了になります。
すでに入場券をお持ちの方へ「夏休み中の来場」もおすすめ
すでに日時未定の入場券をお持ちの方は、会期末は予約が困難になることが確実なため、できる限り早く来場日時を予約することが強く推奨されます。
また、万博協会は比較的予約が取りやすい夏休み期間中の来場も呼びかけています。
大阪・関西万博のチケット販売に関するルール変更は、会期末の混雑に備え、よりスムーズな万博体験を提供するための重要な変更です。これからチケットを購入する方も、すでに持っている方も、イベントのスケジュール確認や、一部パビリオンやイベント楽しむための事前予約も含め、計画的に準備を行って、万博を快適にお楽しみください。
(画像:2025年日本国際博覧会協会)
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