東京・港区の高輪ゲートウェイ駅周辺で、スマートフォンを片手に街の自然とふれあえるユニークなイベント「たかなわいきもの探検隊」がスタートしました。再開発が進む「TAKANAWA GATEWAY CITY」を舞台に、見つけた生き物を撮影して投稿し、その記録を街づくりや環境保全に生かします。
親子で楽しむ観察会も
高輪ゲートウェイ駅は、品川開発プロジェクトの一環として2020年3月14日に暫定開業し、2025年3月27日にTAKANAWA GATEWAY CITYのまちびらきとともに全面開業しました。日本初の鉄道が走った歴史的な地であり、かつては車両基地として利用されていました。
「たかなわいきもの探検隊」と題したこの企画は、8月8日から10月19日まで実施されます。参加者はスマートフォンアプリ「Biome(バイオーム)」を使い、駅周辺で見つけた生き物を撮影して投稿。投稿写真は自動的にアプリ内の「クエスト」に反映され、先着350人にオリジナルノベルティが贈られます。
イベント概要
イベント名: たかなわいきもの探検隊
・開催期間: 2025年8月8日(金)~10月19日(日)
・参加方法: スマートフォンアプリ「Biome」を使い、見つけたいきものを撮影・投稿
・参加特典: 先着350名にオリジナルノベルティ(リサイクル素材のコースター)
・親子観察イベント: 8月24日(日)に開催、小学生以上が対象で定員30名(無料)
参加方法と楽しみ方
1、アプリをインストール: まずは、スマートフォンに「Biome(バイオーム)」アプリをインストールしましょう。
2、生き物を探そう: 「TAKANAWA GATEWAY CITY」周辺で見つけたいきものを撮影します。
3、投稿してクエスト達成: 撮影した写真をアプリに投稿すると、クエストが自動で達成されます。
4、ノベルティをゲット: クエスト達成画面を駅の「Gateway Studio」スタッフに提示すると、先着でノベルティがもらえます。

また、期間中には親子で参加できる観察イベントも予定されています。8月24日にはバイオームの社員が解説を行いながら、生き物を探して回る観察会を開催。小学生以上が対象で、定員は30人、参加は無料です。
この取り組みは、緑化計画の一環として進められており、集まったデータは今後の自然環境のモニタリングに活用されるということです。
高輪ゲートウェイ駅は、品川開発プロジェクトの一環として2020年に開業しました。江戸の玄関口としての歴史や、日本で初めて鉄道が走った地という背景を持ち、JR東日本は「100年先の心豊かなくらしのための実験場」として、国際交流や新たなビジネス・文化が生まれるまちづくりを進めているということです。
(写真:JR東日本)
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