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株式会社サンリオとサンリオエンターテイメントは、大分県のテーマパーク「ハーモニーランド」の壮大なリゾート化構想を発表しました。1991年の開園から35周年を前に始動するのは、高低差を活かした「天空のパーク」や、全天候型の大屋根、さらにはオフィシャルホテルの建設も視野に入れた一大プロジェクトです。

ファンと共に作り上げる「共創型」の開発で、ハローキティたちと過ごす「世界でいちばんやさしい場所」を目指します。この記事では、ハーモニーランドのリニューアル計画に関して、詳しくご紹介していきます。

キティさんが天空に!?壮大すぎる「天空のパーク」構想が始動

大分にキティと一緒の滞在型テーマパーク・リゾート構想!ハーモニーランドがホテルや大屋根建設などで「天空のリゾート」化!
天空のパークの全景(イメージ)

今回発表された基本構想の目玉となるのが、ハーモニーランドの雄大な地形と高低差を活かした「天空のパーク」構想だ。公開されたイメージデザインには、空へと開ける開放的な空間が描かれており、まさに天空のリゾートといった趣です。

具体的には、雨や暑さを気にせず一年中快適に過ごせるよう「大屋根」の整備が検討されている。天候に左右されずに楽しめる全天候型エリアが拡充されれば、利用者にとっての利便性は格段に向上するでしょう。

大分にキティと一緒の滞在型テーマパーク・リゾート構想!ハーモニーランドがホテルや大屋根建設などで「天空のリゾート」化!
大屋根構想(イメージ)

また、広大な敷地内の移動をスムーズにするため、ロープウェーや電動モビリティなどの導入も計画に含まれている。坂道の多い地形を逆手に取り、移動そのものをアトラクションのように楽しめる工夫が凝らされる予定です。

別府湾を一望できるホテル建設も!泊まりがけでキティ充できる未来

大分にキティと一緒の滞在型テーマパーク・リゾート構想!ハーモニーランドがホテルや大屋根建設などで「天空のリゾート」化!
ホテル構想(イメージ)

リゾート化の核として、隣接するエリアに新たなホテルの建設も視野に入れていることが明らかになりました。別府湾を一望できる特別なロケーションに建設されるホテルは、これまで長期滞在が難しかったエリアの新たな拠点となり、遠方からの利用者も時間を気にせずゆっくりとサンリオの世界観に浸ることができるようになります。

「住民」として参加する共創型リゾートを

本計画のユニークな点は、完成した施設をただ提供するのではなく、構想段階からファンや地域とともに作り上げる「共創型」の開発を行うことです。

そのために立ち上げられるのが「ハーモニーランド未来共創室(仮名)」というコミュニティです。ここでは訪れる人々を「お客様」ではなく、同じ未来を生きる「住民」として迎え入れます。リゾート内の施設や装飾デザイン、グッズ、メニュー、移動手段などの開発について意見を交わし、みんなで理想のリゾートを作り上げていくといいます。

誰ひとり置いてけぼりにしない「やさしさ」へのこだわり

サンリオグループは初のリゾート開発にあたり、企業理念である「みんななかよく」を体現するため、ユニバーサルな設計やインクルーシブな楽しみ方が徹底されます。

年代、性別、身体の特徴、国籍などにかかわらず、誰もが笑顔で過ごせる場所を目指し、「誰の笑顔も諦めない」という強い意志が示されています。障がいのある人や多世代の家族連れなど、あらゆる人々が同じ感動を分かち合える空間づくりが進められます。

大分にキティと一緒の滞在型テーマパーク・リゾート構想!ハーモニーランドがホテルや大屋根建設などで「天空のリゾート」化!
各エリアのイメージ

「ハーモニーランド リゾート化構想」概要

場所:大分県速見郡日出町(サンリオキャラクターパーク ハーモニーランドおよび周辺)

【主な構想内容】
・天空のパーク:高低差を活かした景観、大屋根の整備
・移動手段:ロープウェー、電動モビリティの導入検討
宿泊施設隣接エリアへのホテル建設を視野
・共創コミュニティ:「ハーモニーランド未来共創室(仮名)」の設立
・ビジョン:「世界でいちばんやさしい場所」

大分の豊かな自然とサンリオの『Kawaii』が融合する、世界に一つだけの天空リゾート。ハーモニーランドが目指すのは、単なるテーマパークの拡張ではなく、誰もが「住民」として参加できる新しいリゾートの形です。
完成はまだ先ですが、その過程すらもエンターテインメントにしてしまうワクワク感が、ここにはあります。どんな新しい体験が待っているのか、今後の続報、具体的な計画発表に期待しましょう。
© 2025 SANRIO CO., LTD. TOKYO, JAPAN  著作 株式会社サンリオ

鉄道チャンネル編集部
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