東京メトロ、線路設備モニタリング装置搭載車両「ぱとれーる」の...の画像はこちら >>

東京メトロは2026年2月4日(水)から、東西線で営業運転を開始する線路設備モニタリング装置搭載車両「ぱとれーる」のシンボルキャラクター公募を開始しました。最優秀作品は車体ラッピングや広報活動に採用されます。

「ぱとれーる」のシンボルキャラクターを募集

東京メトロは、走行中に線路の状態を常時計測・監視する装置を搭載した車両を「ぱとれーる」と命名。2026年度下期からの東西線での営業運転開始に向け、同車両の顔となるシンボルキャラクターのデザインを広く募集しています。

募集テーマは「走りながらレールを見守る相棒」。線路の状態を日々見守り、鉄道の安全運行を支える親しみやすいキャラクターが求められています。プロ・アマや年齢を問わず、どなたでも応募が可能で、受付期間は2026年2月4日(水)~3月27日(金)までとなっています。最優秀作品賞(1点)に選ばれると、実際の車両にラッピングされるほか、入賞者には粗品が用意されます。

鉄道の安全を支えるモニタリング技術

東京メトロ、線路設備モニタリング装置搭載車両「ぱとれーる」のシンボルキャラクターを募集
線路設備モニタリング装置(イメージ)

「ぱとれーる」に搭載される線路設備モニタリング装置は、利用者が乗車する営業列車が走りながら自動で点検を行う仕組みです。主に以下の2種類の装置で構成されています。

◆軌道材料モニタリング装置
2種類のカメラを組み合わせ、レールや締結装置、マクラギなどの状態を画像で確認します。

◆軌道変位モニタリング装置
レールにレーザーを照射し、線路のゆがみを計測します。

計測されたデータはリアルタイムでクラウドへ伝送されます。これにより、従来の人による巡視や定期検査と合わせ、異常の兆しを早期に発見し、より確実で効率的な保守作業が可能となります。

DX推進とCBMによる鉄道オペレーションの進化

東京メトロが策定した2025~2027中期経営計画「Run! ~次代を翔けろ~」では、デジタル技術を活用した鉄道オペレーションの進化が重点戦略として掲げられています。その中核となるのが、状態基準保全(CBM:Condition Based Maintenance)の推進です。

従来の定期的な検査(TBM:時間基準保全)から、データに基づき設備の状態に応じたメンテナンスを行うCBMへ移行することで、安全性と保守効率の両立を目指しています。

今回の「ぱとれーる」導入もこの戦略の一環であり、労働人口減少への対応や、将来的な自動運転技術の導入を見据えたスマートなインフラ管理の実現を目的としています。

「東京メトロ」概要

東京メトロは、首都圏の鉄道ネットワークの中核を担い、ミッションである「東京を走らせる力」のもと、安全・安心で快適なサービスの提供に努めています。2024年10月の株式上場を契機に、自然災害対策やバリアフリー化の促進、新線建設の推進など、さらなる鉄道事業の成長と都市価値の向上に取り組んでいます。

(画像:東京メトロ)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

編集部おすすめ