手柄駅の駅名標。車両の窓ガラスに写り込みがあって、撮影は失敗です。

国道2号線のバイパスをくぐって行きます。遠くが煙っているのは朝靄かな? でも、そんなに早朝ではありません。

1.1kmで亀山駅。相対式ホーム2面2線。

駅名標。1923年(大正12年)亀山御坊駅として開業。
関西本線の亀山駅と旧国鉄時代からダブっていますが、いいのかなぁ?

ちなみに亀山御坊というのは、浄土真宗の亀山本徳寺のことです。駅のすぐ東側にお寺はあります。
流石に本線だけあって頻繁に山陽姫路行とすれ違います。ふだん乗っているローカル線とは違います。

1.4kmで飾磨駅。線路がたくさんあるのは、山陽網干への網干線、駅の西側(写真では右側)に飾磨車庫があるからです。朝陽の斜光で線路も反射しています。

飾磨駅神戸側には山陽そばがあって、もちろん食べました。関西なので「きざみそば」(暖かいソバに刻んだ薄揚げがトッピングされています)です。駅そばのスタンダードという雰囲気のお店でした。

ここで本線ではなく網干線に乗り換えて、いったん山陽網干駅に向かいます。網干という地名は京都や新大阪辺りでJRの新快速列車などで頻繁に耳にします。

網干線は単線です。ここは真っ直ぐ勾配を登って高架線になります。、右側には飾磨車庫が広がっています。というかそれはそれは広大で、しかもかなり奥行きもありました。

飾磨車庫はとにかく大きい!車両は朝の時間帯なので出払っているのか、ほとんど見あたりませんでした。

駅そばでオナカも落ち着いたことだし、山陽網干駅に向かっています。【私鉄に乗ろう93】山陽電車 その3 に続きます。
(写真・記事/住田至朗)
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