橋の工事をしています。以前には無かったポニートラスを設置しています。
駅が見えてきました。
鴻野山駅から烏山線で最も長い駅間4.4kmで大金駅。烏山線で唯一の交換可能駅。列車交換します。
下りホーム。駅舎が新しくなっています。新しい駅舎は床面積の半分以上がトイレなんですって。(笑)
2013年(平成25年)正月に来た時の下りホーム改札口。当時は駅員さんが常駐していました。2013年8月からは無人駅です。
駅名標。大金駅は大黒天。出自はヒンドゥー教、最高神シヴァが仏教に取り込まれたものです。チベット密教ではそれこそ八面六臂の護法尊。日本では比叡山延暦寺の台所守護神。日本のお寺で住職の奥様を「大黒さん」と呼ぶのはこの辺りが起源でしょう。一方で大国主命と神仏習合されて農業の神サマにもなっています。打出の小槌を持つ福徳開運の神サマで人気があります。神田明神にも大黒天像がありますね。
1923年(大正12年)開業。駅の近くを流れる荒川の河岸段丘で、約1500万年前のクジラの化石が発見されたそうです。大昔は海だったのですね。
信号が青になって出発進行します。
2013年(平成25年)の写真をご覧ください。復路に撮った大金駅での列車交換。もう見ることの無いキハ40 1001「烏山線色」です。キャラクターは布袋さんでした。2017年(平成29年)3月に運用離脱。廃車解体されました。元は1979年(昭和54年)富士重工製で新製配置が宇都宮でした。
後はキハ40、たぶん1004。「烏山線開業90周年記念」で塗り替えられた「首都圏色」です。
もう一枚、キハ40 1002「烏山線色」。同じく2013年(平成25年)1月に筆者が実際に烏山駅まで乗車した車両でした。
※2013年1月撮影
キハ40 1002のキャラクターは弁財天でした。
※2013年1月撮影
その日、烏山側はキハ40 1003が連結されていました。この車両も同じ時期に運用離脱後に廃車解体されてしまいました。キャラクターは「毘沙門天」でした。塗装は「烏山線開業88周年記念」で塗り替えられた「一般形気動車標準色」ですね。
※2013年1月撮影
この後も山裾を巻く様に走ってゆきます。
では、【非電化路線に乗ろう04】烏山線 その7 に続きます。
(写真・記事/住田至朗)
「【非電化路線に乗ろう04】烏山線」一覧



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