新黒部駅から(不動産屋的に言えば)徒歩でも4分かからずに舌山駅です。営業キロも300m。

トップ画像は舌山駅から下り普通列車宇奈月温泉行が出発ところです。右(南)側の線路がスルーなので列車交換を除いて南側のホームが使われる様です。
駅舎の待合室。右に駅舎正面の出入口、左の出札窓口の横がホームへの改札口になっています。

これはホームへの改札口。奥の自動車が見えているのが駅舎正面の出入口。塗装が少しいたんでいるのが分かります。

改札口から南側の常用ホームを見ています。ホーム上に待合室。

こちらは列車交換時に使われる駅舎側のホーム。奥に宇奈月温泉駅周囲の山々が見えます。

電鉄富山方面を見ると、駅舎と奥に北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅の高架も見えます。カーブの先には富山地方鉄道の新黒部駅です。

あらためて宇奈月温泉方面を見ています。山の辺りでは雲行きが怪しいですよね~。

駅名標。駅の南に舌山という地域はありますが、駅所在地は若栗です。駅の北には若栗城趾もあります。1922年(大正11年)に黒部鉄道の駅として開業しています。最初から舌山駅です。駅舎が開業時のオリジナルか否かは不明です。古い建物であることは確かですが、築100年くらいは経っている印象でしょうか。駅名標の背後は閉鎖された農協の大きな建物。

何とも言えない塗装の色です。水色に緑が混ざった感じとでも言いますか。2階(あるいは屋根裏)は無いと思いますが、それにしては大きな空間がありますよね。

電鉄富山側の踏切から駅全体を見ています。ヘンな天気です。宇奈月温泉方面の山は雨雲らしきもので見え難くなっていますが、真上には青空です。

映画”RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ”では、盲腸になった同僚に替わって仕事を終えて帰宅した三浦友和さん演じる主人公が急遽呼び出されて回送列車を運転するシーンが撮影されています。でも夜景なので右側メインホーム横の道路に救急車が赤色灯を回転させて停まっているのと、ホームと待合室が視認できる程度でしょうか。舌山駅ということはシーンからはかなり分かり難いです。
では、次の駅に移動します。
(写真・記事/住田至朗)