災害など緊急時、タイ国民と旅行者の携帯電話に音声アラート付きのテキストメッセージを送信する緊急災害警報システム「セル・ブロードキャストサービス」の試験運用が南部プーケット県で実施された。通信事業者AISによると、試験は成功。
プラチャーチャート・トゥラキットなどの報道によると、タイ国家放送通信委員会NBTCのトライラット・ヴィリヤシリクル事務局代理は19日、デジタル経済社会省と災害防止軽減局、通信事業者と協力し、各機関が分担して緊急警告システムを開発していると述べた。
災害防止軽減局は、メッセージ配信の内容と地域を決定。デジタル経済社会省は、クラウドサーバーシステムとセル・ブロードキャスト・センター間の接続運用を担当。通信事業者は、被災地域の携帯電話に警報メッセージを配信する責任を負っている。