タイ空港公社(AOT)は28日、傘下6国際空港が安全基準を満たしていると確認。タイ民間航空局(CATT)も同日、バンコク発着の全航空便は正常運航していると発表した。
現地報道によると、AOTは公式フェイスブックに投稿した声明で、スワンナプーム、ドンムアン、チェンマイ、チェンライ、プーケット、ハートヤイの各国際空港での検査が完了し、建物と航空インフラの構造が健全だと確認したと発表した。
一方、運輸省はバスや電車を含む公共交通機関の運行停止を指示。バンコク首都圏とスワンナプーム国際空港を繋ぐエアポート・レール・リンクも運行停止したため、多くの人が同空港とドンムアン国際空港に足止めされた。各空港には観光客支援センターが設置されている。
30日時点で都内の全電車は運行を再開したが、モノレール路線のMRTピンクラインは、電力供給網の損傷で運休している。