タイ・バンコク都のチャッチャート・シッティパン都知事は3月31日午後11時、同28日に発生したミャンマーを震源とする地震による影響が改善したため、バンコクの地震災害地域指定を解除した。

プラチャーチャート・トゥラキットなどの現地報道によると、都の地震対策本部は、3月28日付でバンコクを災害地域に指定していた。

バンコクのチャッチャート・シッティパン都知事は、「首都の状況は安定している」と述べた。チャトゥチャック地区のビル倒壊現場付近と、バンスー地区のクレーン倒壊現場では渋滞が発生しているが、主要高速道路や公共交通機関は通常運行を再開した。

31日時点で、都内の建物被害の報告は1万3000件。壁のひび割れが大部分を占めているという。

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