タイの旧正月ソンクラーンが13日始まった。バンコクのシーロム通りなどは、水を掛け合おうと集まった人で大混雑。

寺院では仏像に水を注ぐなどの行事も各地で開かれている。

カオソッドの報道によると、シーロム通りには水鉄砲を手にした外国人旅行者らが集結。多くの人がびしょ濡れになりながら水を掛け合い、祭りを楽しんでいる。

東北部ノーンカーイ県ではイサーン・ソンクラーン祭りが始まった。期間中、地元住民は寺院の仏像を担いで市内を練り歩き、人々が仏像に水を掛けて新年の訪れを祝う。

休暇中の旅行も活発だ。プラチャーチャート・トゥラキットによると、2025年のソンクラーン期間中に国内外の旅行者に人気の目的地は「海」。

オンライン旅行会社ブッキングドットコムのデータによると、タイ人の検索が多い人気スポットは、ラヨーン県サメット島(前年比63%増)、チェンマイ県(同50%増)、スラートターニー県タオ島(同45%増)、バンコク(同44%増)、プラチュワップキーリーカン県ホアヒン(同40%増)など、海が近い都市の人気が依然高いことが分かった。

沿岸部ではプーケット、クラビー、チョンブリー、トラートの人気が高かった。

外国人旅行者も同様にビーチのある地域の検索数が多く、プーケット県パートーンビーチ(同91%増)、パンガー県カオラック(同79%増)、プーケット県ガマラービーチ(同70%増)、プーケット旧市街(同61%増)、バンコク(同51%増)が人気だった。

検索者の国別では、フランス、サウジアラビア、インド、ドイツ、イスラエル、オーストラリア、イギリス、アメリカ、マレーシア、ロシアの順に多かった。

編集部おすすめ