ピチャイ・チュンハバジラ財務大臣は19日、1人当り1万バーツを給付する政府の景気刺激策の第3弾段階を、無期限延期すると発表した。税収の減少やトランプ関税が要因で、経済状況が改善すれば再検討するという。
公共放送PBSの報道によると、第3段階では、16歳から60歳までの約270人が1万バーツを受け取る予定だった。
また経済刺激委員会は19日の会合で、政府の2026年度予算(1570億バーツ)を、水管理や公共交通機関、公衆トイレの改善、観光促進、教育促進を含む重要分野に優先的に配分することで合意した。