トリノのイッツォ photo/Getty Images
競り合いでは怖いもの知らず
ユヴェントスでプレイするDFジョルジョ・キエッリーニを除けば、イタリアNo.2の強さを誇るセンターバックだ。そう自信を持って口にするセンターバックがいる。
現在アーセナル、エヴァートン、マンチェスター・ユナイテッド行きの可能性が噂されているトリノDFアルマンド・イッツォである。トリノは中堅クラブだが、英『Squawka』のデータによるとイッツォは2018-19シーズンにセリエAのDFの中でトップとなる258回のデュエル勝利数、87回のインターセプト数を記録している。
空中戦だけで見ると勝利数は118回となっており、これはフィオレンティーナでプレイするアルゼンチン代表DFヘルマン・ペッセッラ(121回)に次ぐ2位の数字だ。競り合いにかなりの自信を持っている選手なのは間違いない。
イッツォは今月のEURO2020予選を戦ったイタリア代表メンバーにも召集されており、評価は確実に伸びている。伊『Gazzetta dello Sport』によると、イッツォも自分にはもっと価値があると語っており、なかなかのビッグマウスぶりだ。
「まだトリノとは4年契約が残っていて、自分の価値を見せたい。単純に自分が良い選手だと言うのは好きじゃないんだ。自分にはもっと価値がある。イタリア人DFだと、キエッリーニを除けば僕より強い選手は知らないね」
このファイターぶりはプレミアリーグの環境にも合いそうだが、イッツォはビッグクラブへのステップアップを果たすのか。セリエAの中でもハイレベルなDFなのは間違いない。
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