チェルシーのカラス(左) photo/Getty Images
レンタル移籍を続けてきたが……
チェルシーは将来有望な選手を数多くレンタル移籍させているクラブとしても有名だが、9年にわたってレンタル移籍を続けていた選手がいる。2010年にチェコのシグマ・オモロウツから加わったDFトマーシュ・カラスだ。
カラスも将来に期待できる選手として獲得され、そこからオランダのフィテッセやドイツのケルン、イングランドのミドルズブラやフラムにレンタル移籍してきた。そのレンタル生活もいよいよ終わりだ。カラスは昨季プレミア・チャンピオンシップ(イングランド2部)のブリストル・シティにレンタル移籍していたが、そのブリストルへの完全移籍が決定したのだ。
それを受けて英『The Sun』がカラスのキャリアを振り返っているのだが、何とカラスはこの9年間でチェルシーのゲームに出場したのはたった4回だけだ。優勝争いに加わっていたリヴァプールのスティーブン・ジェラードがスリップしてしまった2013-14シーズンのチェルシー戦は有名だが、カラスはあの試合にフル出場している。チェルシーでの見せ場と言えるのはあのゲームくらいだろうか。
レンタル移籍を続けていたとはいえ、カラスは2010年に加わった選手だ。契約だけで見れば、同メディアは今のチェルシーで1番の古株だと伝えている。その古株が抜けるため、チェルシーで最も長くプレイしている選手は2012年に加わったDFセサル・アスピリクエタとなる。
獲得を決めたブリストルのヘッドコーチを務めるリー・ジョンソンは、「昨季カラスのクオリティを見てきた。彼は我々がチームを作り上げるうえで求めていたタイプの選手だ。ファンタスティックなフットボーラーというだけでなく、勝者のメンタリティを備えている」と称賛している。
チェルシーと9年契約していたとはいえ、まだカラスは26歳だ。新たなチャレンジに挑むことになるが、ブリストルでプレミア昇格を掴めるか。
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