ネイマールもそろそろ大人になってほしいところだ photo/Getty Images
「主役としての理想的な瞬間を失いつつある」
今夏バルセロナへ復帰する可能性がさかんに報じられているパリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマール。しかし現地では、彼の復帰にかかる莫大な移籍金や度重なる負傷、数々の問題行動を引き起こす性格を懸念し、獲得に懐疑的な意見を述べるもの少なくない。
その人物とは、かつてレアル・マドリードやバイエルン・ミュンヘンで活躍したゼ・ロベルト氏だ。同氏は独『Suddeutsche Zeitung』のインタビューに対して、ネイマールは考え方を改めるべきと次のように主張した。
「ネイマールは根本的に考え方を改める必要がある。頭の中とかね。彼は素晴らしい才能を持っているのに、主役としての理想的な瞬間を失いつつあるんだ。怪我については残念だったけど、彼の頭は100%サッカーに集中できていない。いつかサッカーを楽しむ心を失うことになるだろうね。もしこの状態が続けば、30歳になった頃にはプレイしていないかもしれない。お金の誘惑は常にサッカー界に蔓延している。でもロナウドとメッシを見てごらんよ。彼らは違う生き方を選択している」
どうやらブラジルのレジェンドもネイマールの奔放さには不満が溜まっている様子。
素晴らしい選手であることは間違いないが、現時点でロナウドやメッシのレベルに到達しているとは言い難いネイマール。はたしてブラジル代表のエースが心を入れ替える日はやってくるのだろうか。ひとりの人間として、一皮むけた姿を見せてほしいところだ。
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