アトレティコに加わるフェリックス photo/Getty Images
19歳で1億ユーロを超える
今夏の市場で最も注目されていた10代プレイヤーの移籍がついに実現した。
3日、アトレティコ・マドリードはベンフィカからポルトガル代表FWジョアン・フェリックスを獲得したと発表。
フェリックスはすでにポルトガルA代表でポジションを得ており、ベンフィカでも昨季は国内とヨーロッパリーグで印象的な活躍を披露した。特に長谷部誠が所属するフランクフルトとの一戦でハットトリックを記録した衝撃は大きく、19歳と153日でのハットトリック達成はヨーロッパリーグ史上最年少記録だった。
ただ、今回の移籍に関して世間の反応は少しばかり冷ややかだ。ポテンシャルは間違いないのだが、問題視されているのはアトレティコが支払った移籍金の高さだ。フェリックス獲得には1億2600万ユーロが費やされており、アトレティコにとってはクラブ史上最高額での補強となる。サッカー界全体でも4番目に高額な移籍金となり、この金額に驚いた人も多いだろう。
英『Caughtoffside』がまとめているが、SNS上では19歳の選手にしては移籍金が高額すぎないかとの声も出ている。年齢的にまだ完成された選手というわけではなく、これから成長していく選手だ。その選手に1億ユーロ超えは高すぎたのかもしれない。
「最高に過大評価されている」
「1回のハットトリックの不思議だ」
「ばかげた金額だ。
「なんて金の無駄遣い」
フェリックスにとっては大きなプレッシャーとなるだろうが、まずはこの移籍金が妥当なものだったと証明しなければならない。簡単なミッションではないが、グリーズマン級の働きを見せられるか。
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