ナダルとの意外な関係を明かしたモウリーニョ photo/Getty Images
「彼の叔父は……」
昨年12月にマンチェスター・ユナイテッドの監督を解任されて以来、フリーの状態が続いているジョゼ・モウリーニョ氏。その去就が注目されている中、同氏はテニス観戦を楽しんだようだ。
大のテニス好きとしても知られるモウリーニョ氏。この日はイギリスで開催されているウィンブルドン選手権に姿を現し、2次ラウンドのラファエル・ナダル(スペイン)対ニック・キリオス(オーストラリア)の試合を観戦したと英『The Sun』が伝えている。その際、取材に応じた同氏はナダルと自身の意外な関係について言及している。彼はテニス選手としてのナダルを称賛しつつ、次のように語った。
「ナダルはテニス選手として素晴らしいね。そうしなかったことを嬉しく思うけど、彼はサッカー選手になる可能性もあったんだ。彼の叔父は1996年に私がバルセロナにいた頃の選手だ。だから私はラファエルが上手にサッカーをプレイできることを知っているよ。彼のフィジカルやスキル、メンタルがあればサッカー選手になれたはずさ。でも、そうならなかったことに感謝している。テニス選手としての彼を見られなかったかもしれないからね」
ナダルの叔父はかつてスペイン代表でも活躍し、「ザ・ビースト」と称されたミゲル・アンヘル・ナダル氏。1990年代の同代表を中心選手として支え、W杯にも3回出場したレジェンドだ。
また、モウリーニョ氏は本職である監督業の将来展望についても言及。伊『Sky Sport』に対して「私は高いレベルでコーチを続けるつもりだ。将来的にはイタリアで仕事をする可能性もあるよ」とのコメントを残している。
他種目トップアスリートとの意外な関係が明らかになったモウリーニョ氏。はたして、彼が次に向かうのはどこか。もしかすると将来、新天地で出会った選手の家族とまたナダルのような関係になることがあるかもしれない。
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