マンCを指揮するグアルディオラ photo/Getty Images
グアルディオラはまだ準備できていないと慎重姿勢
マンチェスター・シティはまだチャンピオンズリーグ制覇に届かないのだろうか。昨季もジョゼップ・グアルディオラ率いるチームは優勝候補に挙げられ、その評価は今季も変わらない。
しかし、グアルディオラの姿勢は慎重だ。グアルディオラは「みんなチャンピオンズリーグについて話すが、我々はまだ準備ができていない。我々は多くの得点を決め、失点も少ないが、まだ改善できる。我々は過去2シーズンで多くの得点を決めたが、進み続けないといけない」とコメント。完璧主義者でもあるグアルディオラとしては、まだ満足できない部分があるのだろう。
この発言に英『The Sun』は、「シティのボスはまだ準備ができていないと言う。欧州制覇の夢を求めて5億8000万ポンドも使ったにも関わらずだ」と皮肉っており、近年の補強費を考えればマンCはチャンピオンズリーグ優勝筆頭候補であるべきだろう。
今夏にはアトレティコ・マドリードからMFロドリを獲得し、サイドバックにはジョアン・カンセロも加えた。アイメリック・ラポルテが負傷離脱したことでセンターバックはやや混乱状態にあるが、それでも近年の大型補強でマンCの戦力は豪華なものとなった。
同じく優勝候補にはユヴェントス、バルセロナ、昨季王者リヴァプールなどが挙げられるが、今季は圧倒的な優勝候補と呼べるクラブが見当たらない。マンCにもチャンスは十分にあるはずだ。
昨季はベスト8でトッテナムとの同国対決を落とすことになったが、今季こそ悲願のチャンピオンズリーグ制覇は実現するのか。就任以降の大型補強を考慮すると、グアルディオラに言い訳は許されないのだろう。
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