再び真っ赤なユニフォームを身に纏うトレースが見られる photo/Getty Images
バルサとのレジェンドマッチに参加
フェルナンド・トーレスがアンフィールドのピッチに帰ってくる。先日、日本で現役を引退したこのレジェンドがその喜びを語っている。
アトレティコ・マドリード、リヴァプール、チェルシー、ACミランといった欧州の名門クラブで活躍し、昨夏からJ1のサガン鳥栖でプレイしていたトーレス氏。「自分の考えるレベルのサッカーができていない」ことを理由に、8月23日に行われたヴィッセル神戸戦をもってスパイクを脱ぐことを決めた。引退から早くも2ヶ月が経ったが、そんな同氏が来年3月28日に開催予定となっているリヴァプール・レジェンドとバルセロナ・レジェンドのチャリティマッチへ参加することが決まった。
それに伴い、リヴァプール公式サイトのインタビューに応じたトーレス氏は「うまくいけば(ゴールを)決められるだろう」と述べつつ「過去にも、リヴァプールからたくさんの招待を受けていたんだ。でもまだ(現役で)プレイしていたから実現することができなかったよ。だから、ここへ戻ってくること、そしてリヴァプールのユニフォームを着てプレイできること嬉しく思う」と話している。
さらに「(リヴァプールのチャントは)長年、僕のキャリアにおいてサウンドトラックになっていた。これを聞いたとき、特別な感情が込み上げてくるんだ。2015年にここへ戻ってきた時もそうだった。選手とファンの関係がどれほど重要かを知っているし、僕は幸せを感じることができた」と明かした上で「ここへきた最初の日から、とても誇りに思っているよ。アンフィールドでリヴァプールの一員としてプレイしてきた歴代最高のストライカーたちを何人も知っているからね。ファンのみんなもたくさんの素晴らしい選手を見てきたと思う。
なお、このレジェンドマッチにはトーレス氏の他に、ルイス・ガルシア氏、イェジー・デュデク氏、ヴラディミール・シュミツェル氏(以上リヴァプール・レジェンド)、エドガー・ダービッツ氏、パトリック・クライファート氏、ハビエル・サビオラ氏(以上バルセロナ・レジェンド)といった豪華メンバーが参加予定となっている。