FC東京を率いるアルベル監督 photo/Getty Images
2年目のシーズンに挑む
FC東京は、アルベル監督と2023シーズンの契約を更新したことを発表している。今季から改革の年となったFC東京は、指揮官の続投でアルベルスタイル2年目のシーズンを迎えることになる。
過去にはバルセロナのアカデミーコーチやディレクターも務めたアルベル監督。18-19シーズンにニューヨーク・シティFCのヘッドコーチを務め、2020年にアルビレックス新潟の監督に就任した。2年間指揮を執りJ1昇格をつかむことはできずも、自身の形を落とし込み、チームを強化。今季はFC東京の指揮官に就任して、新たなスタイル構築に努めた。
そんなアルベル体制初年度は、J1で14勝7分13敗の6位という成績を収めた。AFCチャンピオンズリーグ出場には届かなかったものの、後方からパスをつなげてボールを支配するサッカーを成熟させていき、終盤には内容と結果を残しながら、成長させていく。昨季9位に終わったチームを上へと引き上げた。
アルベル監督はクラブの公式サイトを通じて「チームがいいときもそうでないときも、ファン・サポーターの後押しがチームの力になりました。2023年も一緒に旅を続けられることをうれしく思います。またスタジアムでお会いしましょう! 」とサポーターに向けてコメントを残している。来季は今季の土台作りからさらに成熟した内容を披露し、今季以上の結果を残すことができるだろうか。