◆第61回フローラS・G2(4月26日、東京競馬場・芝2000メートル=2着までオークスの優先出走権、良)

 オークス(5月24日、東京)トライアルは3歳牝馬12頭立て(サムシングスイートは出走取消)で争われ、3番人気でマイケル・ディー騎手が手綱を執るエンネ(栗東・吉岡辰弥厩舎、父キズナ)が、ゴール前で外から差し脚を伸ばし、内で粘るリアライズルミナス(松山弘平騎手)を半馬身交わして2着に入った。共同通信杯覇者のファントムシーフ、アーリントンC覇者のディスペランツァの半兄2頭がいる良血馬が、キャリア1戦で挑んだトライアルで貴重なオークス切符を手にした。

 勝ったのは1番人気でダミアン・レーン騎手が手綱を執ったラフターラインズ(美浦・小笠倫弘厩舎、父アルアイン)。最後の直線で抜け出して、重賞初Vを決めた。叔母に秋華賞エリザベス女王杯勝ちのスタニングローズがいる良血は前走で牡馬に混じって、きさらぎ賞3着だったが、その叔母が2着に敗れたオークスの切符をつかんだ。勝ち時計は、1分59秒3。

  マイケル・ディー騎手(エンネ=2着)「まだ2走目で緩いですが、ゲートは出てくれました。恵まれた展開ではなかったですけど、しまいの脚は素晴らしかった。2000メートルより2400メートルの方が良さそうですし、これから上がっていくしかない。それくらいのポテンシャルがある馬です。厩舎でもいい教育をされていて、オークスでも楽しみです」

 松山弘平騎手(リアライズルミナス=3着)「スタートが速かったですし、行く馬もいなかったので前半は逃げる形になって、自分のペースで走れていました。2000メートルも良かったですし、最後までしっかり頑張ってくれましたが、あと一歩でした」

 松若風馬騎手(エイシンウィスパー=4着)「とてもセンスがいい馬でゲートをうまく出て、いい競馬ができたと思います。現状の力は出せましたし、これから成長してくれると思います」

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