2月に行われたミラノ・コルティナ五輪、パラリンピックの選手らによるチームジャパン応援感謝パレードが25日、東京・日本橋で行われた。スタート前にはメインステージで橋本聖子日本オリンピック委員会(JOC)会長によるあいさつが行われた。

 ミラノ大会では冬季五輪最多の24個のメダルを獲得した日本選手団。パレードには金メダルを獲得したフィギュアスケートペアの「りくりゅう」こと三浦璃来、木原龍一(木下グループ)組、スノーボード女子ビッグエアの村瀬心椛(ここも、TOKIOインカラミ)、スノーボード男子ビッグエアの木村葵来(きら、ムラサキスポーツ)、同ハーフパイプの戸塚優斗(ヨネックス)ら72人が参加。パラアルペンスキーで銀メダルを獲得した村岡桃佳(トヨタ自動車)ら43人のパラリンピアンもファンに感謝を伝えた。

 感謝パレードの第一陣を代表し、男子モーグルで銅、男子デュアルモーグルで銀メダルの堀島行真も出発前にあいさつ。「僕たちトップバッターを務める。感動をもう一度目の前で姿を見せることができるように、笑顔で歩きたい」と語った。ショートトラックの渡辺啓太は「僕たちは普段、ヘルメットとサングラスをしていて、顔があまり見えないんですけど、こうして直接皆さんに感謝を伝えられる機会をいただけて、大変うれしく思います」と笑顔を見せた。冬季大会の選手団パレードは初めて行われた。

 橋本会長はパレードを前にあいさつした。以下全文。

 本日は、2026 ミラノ・コルティナ オリンピック・パラリンピックの感謝のパレードに、こうして多くの皆様方にお集まりをいただきまして、このパレード日和に恵まれて盛大に開催をさせていただけますこと、心から嬉しく思いますし、心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。

 冬のオリンピック・パラリンピックのパレードは、実は今回が初めてであります。本当に嬉しく思います。

 この後、パラリンピックを含めて折り返しから合流をいたしますけれども、まさに「多様性と調和」あふれるこの大会であったという風に振り返っております。

 オリンピックは史上最高の24個のメダルを獲得することができました。

 私たちJOCの今回のコンセプトは、「ともに一歩踏み出す勇気を」であります。どんな困難な時にも、一歩踏み出す勇気。これを多くの皆様からの声援によって、踏み出す勇気をいただきました。でも、「踏みとどまる勇気」も必要でした。

 そういった様々な困難を乗り越える力を、日本中の皆様、世界中の皆様が、日本中がそれを受け止めさせていただいて、最高の笑顔を今日こうして皆様方にお届けをすることができる、本当に嬉しく思っております。

 ぜひ、皆様方の力で、また今年のアジア大会、そして2028ロサンゼルス オリンピック・パラリンピックにつなげる一歩踏み出す勇気を、ともにいただきたいという風に思っております。

 ◆五輪パラリンピック応援感謝パレードの主な参加選手

 ▽フィギュアスケート 三浦璃来、木原龍一、坂本花織、中井亜美、鍵山優真、佐藤駿

 ▽スピードスケート 高木美帆、佐藤綾乃、堀川桃香、野明花菜、森重航

 ▽スキージャンプ小林陵侑、丸山希、高梨沙羅

 ▽スノーボード 戸塚優斗、山田琉聖、木俣椋真、長谷川帝勝、木村葵来、小野光希、村瀬心椛

 ▽スキーフリースタイル 堀島行真

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