サラゴサの香川 photo/Getty Images
スペイン2部で奮闘
今季より活躍の場を小さい頃からの夢だったスペインに移したMF香川真司。所属するレアル・サラゴサは2部のチームではあるものの、念願だったスペインでの第一歩を踏み出すこととなった。
スペイン『MARCA』が香川のインタビューを紹介しているが、香川もスペインの人に記憶してもらえるような選手になりたいと意気込んでいる。スペインといえばセレッソ大阪や日本代表でチームメイトだったMF乾貴士が長く活躍している場だが、乾にも負けないインパクトを残す考えのようだ。
「サラゴサでプレイした最高の日本人選手だったと言われたい。スペインで優秀な選手であることを証明したいと考えています。1部では乾もいますが、僕を思い出してもらえるよう頑張りたい。もっとこのリーグに日本人選手が興味を持つようにしたいですね」
ここ最近の香川はやや苦戦気味だが、それでも序盤戦のうちにある程度のインパクトを残すことには成功している。コンディションさえ整えば、2部の舞台で香川クラスの実力者が違いを生み出すことはそれほど難しくはないはず。好調時の香川は特別なクオリティを放つ選手だ。
また、同メディアからはキャリアの中での最高の思い出と苦い思い出についても質問が飛んでいる。香川が最高の思い出に挙げたのは、ドルトムント所属時代に達成した2011-12シーズンのブンデスリーガ制覇だ。
「最高の思い出はドルトムントでの2011-12シーズンですね。厳しいスタートでしたが、最終的にはタイトルを獲得することができた。
当時のドルトムントは2010-11、2011-12とブンデスリーガを連覇し、香川も中心選手として大車輪の活躍を見せた。その活躍からマンチェスター・ユナイテッドに引き抜かれることになったのだが、マンUではやや苦しい経験をすることとなった。
ドイツ、イングランド、トルコで経験を積んできた香川は、30歳にして初のスペインへやってきた。目指すはサラゴサでの1部昇格だが、夢のスペインで最高のシーズンを過ごせるか。現在サラゴサは5位と好位置につけている。
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