名門・FCポルトで奮闘する中島 photo/Getty Images
ラビオらとともにリストアップ
ベンフィカからアトレティコ・マドリードへ移籍したFWジョアン・フェリックス、ユヴェントスからエヴァートンへ移籍したFWモイーズ・キーン、パリ・サンジェルマンからユヴェントスへ向かったMFアドリエン・ラビオ。彼らは大きな期待を背負って新天地へ向かったものの、まだ十分なインパクトを残すことができていない。
ポルトガル『zerozero.pt』はそんな期待外れに終わっている今夏の新戦力たちを10名リストアップしているのだが、その中にはカタールのアル・ドゥハイルからポルトガルの名門FCポルトへ移籍した日本代表FW中島翔哉も入っている。
中島は日本代表でもそうだが、ポルトでも10番を背負っている。10番はチームのエースナンバーであり、勝利へ導く決定的なパフォーマンスが求められる。しかし、中島はポルトでポジション確保に苦戦している。
さすがに名門だけあって前線には優れた選手が揃っており、加えて中島はコミュニケーションの部分にも不安がある。開幕当初はチーム戦術が中島に浸透していないようにも見え、やや出遅れてしまった。
同メディアもコミュニケーションの問題、指揮官セルジオ・コンセイソンの戦術が浸透しているのかどうか、さらには単に過大評価されている選手なのかと、中島苦戦の理由を探っている。
ポルティモネンセ時代の輝きを放つことができていないのは明らかで、ポルトでの苦戦は日本代表の戦いにも確実に悪影響を与えるだろう。日本の新エース候補が所属クラブでベンチを温めているという展開だけは避けたい。中盤戦以降の巻き返しに期待だ。
他にはフェリックスの後釜としてベンフィカへやってきたFWラウル・デ・トマス、再起をかけてフランスのリールへ向かったMFレナト・サンチェス、リールからアーセナルへ加わったFWニコラ・ペペ、バルセロナへ加入したFWアントワーヌ・グリーズマン、レアル・マドリードへ加入したFWルカ・ヨビッチ、FWエデン・アザールがまだインパクトを残せていない新戦力10名に選ばれている。
アザールが入るのは少々厳しいようにも思えるが、要求されているものが大きいということか。
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