MLSで得点を量産したベラ photo/Getty Images
彼らを代表でもう1度見たい
代表チームとは基本的にベストメンバーを招集するものだが、所属クラブで結果を出しながらも代表から声がかからない選手もいる。
スペイン『MARCA』は「代表チームで見過ごされているスター選手たち」と特集を組んでいるが、最近話題を呼んだのはレアル・マドリードでプレイするフランス人FWカリム・ベンゼマだ。
ベンゼマはレアルで好パフォーマンスを継続しているが、当時フランス代表メンバーだったマテュー・ヴァルブエナの脅迫事件に関与した疑いがかけられた2015年から代表チームを離れている。現在は復帰待望論が出ているところで、EURO2020へ向けて期待は膨らんでいる。
フランス代表では他にもアーセナルFWアレクサンドル・ラカゼット、マンチェスター・ユナイテッドFWアントニー・マルシャルらも招集されていない。ラカゼットに関しては結果が出ている時も招集されなかったため、アーセナルサポーターからも疑問の声は出ていた。アタッカー陣は十分に豪華だが、指揮官ディディエ・デシャンは彼らの可能性を再考すべきだろう。
スペイン代表ではアトレティコ・マドリードMFコケが2018年11月から招集を受けていない。コケはアトレティコでもリーダー的存在となっているのだが、代表の構想に入ることはできないのか。
ブラジル代表では不動の左サイドバックだったレアル・マドリードDFマルセロがロシアワールドカップ以降代表でプレイしていない。このポジションではアトレティコへ移籍したレナン・ロディも評価を伸ばしており、世代交代の時とも考えられる。
アルゼンチン代表ではFWマウロ・イカルディだ。アルゼンチンの前線は豪華だが、パリ・サンジェルマンで得点を量産しているイカルディならば割って入ることはできるはず。得点力だけで考えるならセルヒオ・アグエロの後継者にぴったりなのはイカルディだ。
メキシコ代表では今季MLSで31戦34ゴールと大爆発したロサンゼルスFC所属FWカルロス・ベラが招集されていない。ベラはロシアワールドカップには出場していたのだが、そこから招集を受けていない。MLS得点王に輝いたベラを無視することは難しく、30歳という年齢を考えるとまだまだ代表でプレイしてほしい選手だ。
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