FC東京戦でも球際で体を張り、湘南の守備を引き締めた齊藤未月 photo/Getty Images
首位FC東京を追い詰める
明治安田生命J1リーグの第32節が11月23日に行われ、湘南ベルマーレがFC東京に1-1で引き分けた。
後半アディショナルタイムに相手DF森重真人のミドルシュートを浴び、リーグ戦10試合ぶりの勝利を逃してしまった湘南だが、インテンシティーの高いサッカーで首位のFC東京を相手に善戦。
「相手の2トップ(永井謙佑、ディエゴ・オリヴェイラ)が強力で速いのは分かっていましたし、どれだけ僕らがボールを持っていても一発でやられるというのも分かっていたので、チーム全員がそういった意識を持ちつつプレイできたのがああいった得点(松田天馬の先制ゴール)に繋がったと思います。勝ち点1でしたけど、悪くない戦いでした」
「先制した後もチームとして前向きにプレイできましたし、後半もチャンスがあったりとか、失点するまでいい時間を保てていたと思うんですけど、あの1点というのは首位である相手のパワーであったりエネルギーが勝ったのかなと思います。サポーターの方がとても大きな声援を送ってくれたので、勝てたらベストでしたけど、次に繋がる勝ち点1になりました。次の試合に勝てると(J1残留にむけ)可能性がめちゃめちゃ広がりますし、今日負けなかったこともある意味(自分たちの)可能性を広げる1試合になったと思うので、悪くはないんじゃないかなと思います」
「前からのプレスが弱まってしまっても最後体を張って守れるのが(本来の)ウチですし、(今日の試合の)最後も誰かがと言うよりはチーム全員で(体を張って)、ポストの力も借りながら弾き返すというのがあれば勝っていました。チームとしての戦い方であったり、やり方みたいなものは間違っていないなと思います」
リーグ第27節(清水エスパルス戦)から4試合連続で戦列を離れていた齊藤だが、今月9日のセレッソ大阪戦で復帰。「怪我の回復は100%ではない」とFC東京戦後に語っていたものの、この試合でも鋭い出足からインターセプトを連発し、湘南の守備を引き締めた。第26節の大分トリニータ戦から5試合連続で複数失点を喫していたものの、齊藤が出場した直近の2試合はいずれも1失点止まりと、守備が改善されつつある湘南。齊藤自身のパフォーマンスも然ることながら、今後もチーム全体でコンパクトな陣形を維持し、ハイプレスをかけ続けられるかが同クラブの浮沈のカギを握るだろう。復調の兆しが見えた湘南のリーグ戦ラスト2試合に注目だ。
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