UAE代表の指揮官を解任されたファン・マルヴァイク photo/Getty Images
アジア2次予選で格下に連敗
UAEサッカー協会は4日、同国代表を率いていたオランダ人監督ベルト・ファン・マルヴァイクを解任したと発表した。なお、新指揮官は近日中に発表されるとのことだ。
現在67歳のファン・マルヴァイクは、これまでフェイエノールトやドルトムント、ハンブルガーといった欧州の名門クラブのほかに、オランダやサウジアラビア、オーストラリアといった代表チームも率いてきた。オラン代表時代にはチームをW杯準優勝(南アフリカ大会)へ、サウジアラビア代表時代には12年ぶりのW杯本大会出場(ロシア大会)へ導いている。
そして今年3月に、かつて日本代表の指揮も執ったアルベルト・ザッケローニの後任として、UAE代表の指揮官に就任したファン・マルヴァイク。初陣で古巣サウジアラビア代表を2-1で撃破するなど好スタートを切ったが、10月と11月に行われたW杯・アジア2次予選で格下のタイ代表とベトナム代表を相手にまさかの連敗。第4節終了時点でグループGの4位(2勝2敗)に低迷していることもあってか、UAEサッカー協会は早くも指揮官の交代に踏み切った。
これを取り上げた大手スポーツメディア『FOX SPORTS』のアジア版は「ファン・マルヴァイクがたった9ヶ月で解任」との見出しで「UAEはこのわずか2年半で、4人目の新たな監督を探す」と取り上げている。
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