バイエルンのチアゴ photo/Getty Images
英メディアが注目する5人の実力者
今季のバイエルンは成績不振からニコ・コバチを解任するなど、前半戦から想像以上に躓いてしまった。首位はライプツィヒに譲っている状態で、リーグ制覇の行方が怪しくなっているのだ。
チャンピオンズリーグの結果にも左右されるだろうが、今季終了後には新指揮官探しを含めチーム改革へ着手する可能性も考えられる。英『The Sun』も、5選手の将来が不透明と主張している。
1人は、今冬にもアーセナル行きなどが噂されているベテランDFジェローム・ボアテングだ。すでにピークが過ぎたとの見方もあるため、ボアテングの退団は十分に考えられる。
同メディアが紹介した2人目はバルセロナからレンタル移籍しているMFフィリペ・コウチーニョだ。コウチーニョには買取オプションもついているが、移籍金は1億2000万ユーロとされている。
3人目はインテルからレンタル移籍しているMFイヴァン・ペリシッチだ。こちらはコウチーニョ以上に存在感が薄く、先発出場の機会もそれほど多いわけではない。今後もバイエルンに必要な人材かは微妙なところだ。
4人目はMFチアゴ・アルカンタラだ。チアゴは今でも重要なゲームメイカーだが、クラブとの契約は2021年夏で切れる。
加えてバイエルンではジョシュア・キミッヒ、レオン・ゴレツカと若手実力派MFが着実に成長し、チアゴの穴を埋めることも不可能ではなくなってきている。同メディアが期待するのは、チアゴのプレミアリーグ挑戦だ。
最後の5人目はMFハビ・マルティネス。最終ラインと中盤の両方をこなすマルティネスは便利な選手だったが、昨年から古巣アスレティック・ビルバオへの復帰論が囁かれてきた。こちらも契約が2021年で切れるため、今夏が1つのタイミングになる可能性があると考えられている。
同メディアは彼らのプレミア挑戦に期待しているようだが、今夏にバイエルンは大きな動きを見せるのか。チーム全体で世代交代へ動いているのは事実で、長年チームを支えてきたベテラン選手たちが押し出されるケースが増えてくるかもしれない。
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