シュツットガルトで必要不可欠な存在となりつつある遠藤航 photo/Getty Images
敏腕SDが買取を明言
シント・トロイデンからシュツットガルトへレンタル移籍中の日本代表MF遠藤航は、来季以降もドイツでプレイすることとなりそうだ。
遠藤はロシアW杯終了後の2018年夏に海外挑戦を決断し、ベルギーのシント・トロイデンへ移籍。
新天地のドイツでは新たな環境ということもあり、序盤戦はなかなか出場機会を得るこることができなかった遠藤。しかし、昨年11月24日に行われたカールスルーエ戦(ブンデスリーガ2部・第14節)で移籍後初スタメンに抜擢されると、フル出場して存在感を放ち、見事このチャンスを勝ち取って見せたのだ。それ以降ここまでリーグ戦8試合連続でフル出場を果たしており、今や昇格争いを繰り広げるチームに欠かせない存在となりつつある。
こういった状況もあってか、今季終了後にレンタル契約が切れる遠藤の去就に注目が集まっている。そんな中、シュツットガルトのスポーツディレクター(SD)を務めるスラヴェン・ミスリンタート氏が遠藤の将来について言及。移籍情報サイト『transfermrkt』などによると、ドルトムント時代に香川真司やロベルト・レヴァンドフスキといった“宝石”たちの発掘に貢献した敏腕SDは、遠藤を称賛した上で「もちろん、彼を見過ごすことはできないだろう」と述べた。また、170万ユーロ(約2億円)とされる遠藤の買取オプションを行使するための移籍金は「扱いやすいお手頃な価格だ」と話したという。
是非とも、来季はブンデスリーガ1部でプレイする遠藤を見てみたいものだ。そのためにはまずシュツットガルトへの完全移籍とともに、チームの昇格も勝ち取ってもらいたい。