ミランの正守護神を務めるドンナルンマ photo/Getty Images
16歳でデビューから5年
現在、世界最高のGKを選ぶとするのであれば誰になるか。リヴァプールのアリソン・ベッカー、アトレティコ・マドリードのヤン・オブラク、レアル・マドリードのティボー・クルトワ、バルセロナのマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン……。
しかし、そんな名手が揃う争いに殴り込みをかけようとする若手守護神がいる。ACミランのジャンルイジ・ドンナルンマだ。2015-16シーズン、16歳の若さでセリエAデビューを飾った逸材ももう21歳。これまでは若さゆえの経験不足も懸念されたが、デビューから5年が経過した今、そろそろ最強の争いに加わってきてもいい頃だろう。この守護神は身長196cmというサイズを誇りながらも、アジリティを含めた全て能力でハイレベルなものを備えている。
本人もGKとして世界の頂点を狙う気合は十分だ。伊『Rivista Undici』のインタビューの登場したドンナルンマは、世界最強守護神への憧れや自身のチーム内における立場の変化について次のように語っている。
「欧州で素晴らしいキャリアを過ごしたいと思っているよ。僕は世界で最高のGKになりたいんだ。常に情熱をゴールを守ることに注いできたからね。このポジションはアドレナリンがたくさん出るから気に入っているんだ。
自身の大好きなポジションで世界最強を目指すドンナルンマ。はたして近い将来、この巨人GKの夢は叶うのだろうか。ポテンシャルは間違いなく高いだけに、21歳の飛躍に期待したい。
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