ドルトムントのロイス photo/Getty Images
超がつく実力者たちでも届かない
ワールドクラスの選手でありながら、リーグタイトルとは無縁の選手たちがいる。
今回英『Squawka』は「リーグタイトルを獲得できていない選手」と題した特集を組んでいるが、いずれも超がつく実力者ばかりだ。
1.マレク・ハムシク
2007年より11年半ナポリで戦い続けたのだが、最後までスクデットには届かなかった。2017-18シーズンには勝ち点を91も獲得したものの、結局ユヴェントスの牙城を崩せず2位。2019年からは活躍の場を中国へ移している。
2.アントワーヌ・グリーズマン
グリーズマンの場合はまだまだ可能性がある。アトレティコ・マドリードではリーガ制覇に届かなかったが、昨夏に移籍したバルセロナならば悲願達成が見えてくる。移籍の理由もタイトルにあるはずで、このチャンスを逃すわけにはいかない。
3.マルコ・ロイス
ドルトムントにとって攻撃陣の絶対的エースであるロイスは、2012-13シーズンからチームに加わった。2011-12シーズンまでドルトムントはブンデスリーガを連覇していたのだが、そこからはバイエルンの支配が続いている。昨季もあと一歩のところまでバイエルンを追い詰めたが、やはり頂点に立ったのはバイエルンだった。支配をいつか終わらせられるか。
4.ピエール・エメリク・オバメヤン
ブンデスリーガ、プレミアリーグで得点王を獲得した経験を持つワールドクラスの点取り屋だが、リーグタイトルとは縁がない。ドルトムントではロイスと同じく頂点に届かず、アーセナルも優勝争いに絡めていない。30歳を迎え、リーグタイトルを獲りにいくには移籍を検討するしかないか。
5.ダニエレ・デ・ロッシ
ローマ一筋を貫いてきたデ・ロッシも、セリエAの頂点には届かないままだった。2位を8度も経験したと同メディアは紹介しているが、本当にあと一歩の連続だった。
6.フェルナンド・トーレス
トーレスもデ・ロッシと同じく、キャリアの最後までタイトルを狙い続けてきた。アトレティコ、リヴァプールでもゴールを量産したが、リーグタイトルには届かず。最後には日本のサガン鳥栖へ加入したが、鳥栖でもリーグ制覇には届かなかった。
7.ウーゴ・ロリス
現在トッテナムの守護神を務めるロリスは、2018年にフランス代表の守護神としてロシアワールドカップ制覇を経験した。しかし、クラブチームの方ではあまりタイトルに恵まれていない。
2008-09シーズンにはフランスの名門・リヨンでプレイを開始し、この時がリーグ制覇への大きなチャンスだった。なぜならリヨンは2001-02シーズンから2007-08シーズンまでリーグ・アンを7連覇していたからだ。ところが、ロリスが加わってからは3位、2位、3位、4位とタイトルに届かず。トッテナムでもリーグ制覇は難しいかもしれない。
すでに引退した選手もいるが、ロイスやグリーズマンは頂点に届くのか。あと一歩の連続が続いている選手も多く、どこかで頂点に立ってほしいところだ。
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