まだ幼さも残る2004年当時のロナウド photo/Getty Images
ロナウドはここから急成長した
現在ユヴェントスでプレイするFWクリスティアーノ・ロナウドは、バロンドールを5回も受賞するなどサッカー界を代表するスーパースターとなった。
しかし、若い頃はここまでのゴールマシーンになるとは予想されていなかった。
英『The Sun』は「2004年時点で、最も市場価値が高かったU-21プレイヤーは誰か」と題し、16年前のことを振り返っている。当時のロナウドはマンチェスター・ユナイテッドの冒険を本格的にスタートさせた頃だったが、ロナウドの市場価値はU-21プレイヤーの中で6番目だったのだ。
9位:マイケル・エッシェン(リヨン/1060万ポンド)
9位:アンドレス・イニエスタ(バルセロナ/1060万ポンド)
8位:ダニエレ・デ・ロッシ(ローマ/1240万ポンド)
7位:カルロス・テベス(ボカ・ジュニアーズ/1330万ポンド)
6位:クリスティアーノ・ロナウド(マンU/1410万ポンド)

ロナウドより評価高かったルーニー photo/Getty Images
5位:アリエン・ロッベン(チェルシー/1770万ポンド)
4位:ロビーニョ(サントス/1940万ポンド)
3位:フェルナンド・トーレス(アトレティコ・マドリード/2210万ポンド)
2位:ホセ・アントニオ・レジェス(アーセナル/3090万ポンド)
1位:ウェイン・ルーニー(マンU/3270万ポンド)
2004年時点で最も市場価値が高かったU-21プレイヤーは、マンUでロナウドとチームメイトだったルーニーだ。当時はルーニーの方がロナウドより高い評価を得ていたところがあり、得点数でもルーニーが上だった。
ロビーニョ、ロッベン、トーレス、そして昨年亡くなったレジェス氏もロナウドと近い世代のプレイヤーだが、ロナウドはここから一気にギアを上げて彼らを追い抜いたことになる。
ロナウドはサイドからドリブルを仕掛け続けていたスタイルを見直し、年齢とともにゴールマシーンへと変貌。よりゴールにこだわるプレイヤーになったことで、バロンドールへの道が開けることになった。2004年時点でロナウドがルーニーに大きな差をつけるプレイヤーになると予想していた人がどれだけいただろうか。
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