おとなしい感じは変わらぬカンテ photo/カンテのInstagramより
謙虚な姿勢は変わらない
欧州五大リーグでプレイするサッカー選手は超高額な年収を稼ぎ出すが、その誰もがお金を湯水のように使うわけではない。ライフスタイルを大きく変えない選手もいるのだ。
チェルシーでプレイするフランス代表MFエンゴロ・カンテはその代表例と言ってもいいだろう。
先日『Sunday Times』が発表した英国長者番付でも、カンテは「30代以下のスポーツ選手部門」で7位にランクインしている。レスター・シティで成功を収め、チェルシーとフランス代表でもタイトルを獲得。カンテのお金事情はここ数年で大きく変わったはずだ。
しかし、カンテからは傲慢さがまるで感じられない。出てくるのは良い人エピソードばかりで、チェルシーサポーターの結婚式に飛び入り参加して祝福したなんてホッコリ話まである。
英『The Sun』はカンテのことを「フットボール界で1番良い人」と表現している。1番かは分からないが、カンテが謙虚な姿勢を貫いているのは確かだ。30万近い週給を受け取っているとも言われるが、愛車がミニクーパーであることもイギリスでは意外だと話題になった。
サッカー選手の中にはビックリするような高級車を複数台所有しているケースも珍しくないが、カンテの場合は4年近くミニクーパー1台だと言われている。大金を得ても天狗になることなく、ピッチ上で黙々と自分の仕事をこなす姿勢にこそカンテ成功の理由があるのかもしれない。
●電子マガジンtheWORLD(ザ・ワールド)最新号を無料で公開中!
電子マガジン最新号は、「欧州サムライ伝説」。
こちらから無料でお読みいただけます。
http://www.magazinegate.com/theworld/