マンUで頭角を現したグリーンウッド photo/Getty Images
18歳で今季早くも二桁ゴール達成
将来、イングランド・プレミアリーグを支配するかもしれない若手ストライカー。そう聞けば、現時点で思い浮かぶのはチェルシーのタミー・エイブラハムやエヴァートンのリシャルリソンといったところか。
しかし、マンチェスター・ユナイテッドで頭角を現したワンダーキッドも忘れてはいけない。18歳のFWメイソン・グリーンウッドだ。2019-20シーズンにここまで公式戦14ゴール4アシストを記録し、チーム内での地位を確立している同選手。彼もまた、プレミアにおけるトッププロスペクトの一人と見て間違いない。
巷ではその得点力の高さから“NEWロビン・ファン・ペルシー”と呼ばれることも多いグリーンウッド。そんな若者の才能にはチームメイトもメロメロなようだ。マンUの同僚DFルーク・ショーはクラブ公式のインタビューにて、この18歳を次のように称賛する。
「メイソンはトップチームで素晴らしいファーストシーズンを過ごしているね。彼は明らかに本物のスコアラーだ。いつもスタメンに名を連ねているわけではないけれど、今季の彼の成績は素晴らしいよ。ゴールだけでなく、アシストも決めているからね。
「メイソンはまだ学ぶべきことがたくさんある。でも、懸命に仕事を続けて自分を磨き続ければ、彼は新たなロビン・ファン・ペルシーになることができるだろう。そうならない理由がわからないよ」
稀有な“両利き”のプレイヤーとして、マンUファンの間ではお馴染みのグリーンウッド。FKは左足、PKは右足と、どちらの足で遜色なくボールを蹴ることのできる彼にはショーも大きな期待を寄せている。
その圧倒的な器用さを武器に、マンUでメキメキとその実力を伸ばしてきているグリーンウッド。18が“ファン・ペルシー級”のパフォーマンスを披露する日はそう遠くないうちに訪れるかもしれない。
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