マンU時代に1度CLを制しているロナウド photo/Getty Images
向上心が凄すぎる
現在ユヴェントスで活躍するクリスティアーノ・ロナウドが練習の鬼なのは有名だが、その自分を追い込むレベルは他の選手と比べ物にならない。
ロナウドの従兄弟でもあるヌーノ・ヴィヴェイロスさんが以前明かしていたが、ロナウドはチャンピオンズリーグを優勝した日にも練習していたというのだから驚きだ。
英『Sportbible』が改めてその逸話を振り返っているが、ヴィヴェイロスさんが語ったのは2007-08シーズンのチャンピオンズリーグ決勝のことだ。当時のロナウドはまだマンチェスター・ユナイテッドでプレイしており、決勝ではチェルシーをPK戦の末に撃破。ロナウドにとってはこれが初のチャンピオンズリーグ制覇だった。
本来ならばチームメイトと大騒ぎしたいところだが、ロナウドは派手な祝勝会をしなかったとか。すぐに練習するためだ。
「私はクリスティアーノとマンチェスターで5年間暮らしていたが、忘れられない経験だよ。チームがチャンピオンズリーグを制した日の夜、クリスティアーノがマンチェスターに戻って何をしたか知っているかい?チャンピオンになったのに、練習しに行ったんだ。その時彼は23歳、彼はそういう人なんだ」
23歳の若さでチャンピオンズリーグ制覇に浮かれないとは恐ろしい。そのメンタリティがロナウドを今のレベルまで引き上げたのだろう。
思えば当時の決勝でロナウドはゴールこそ決めたが、PK戦では自身も失敗している。チェルシーのジョン・テリーが足を滑らせて失敗したことからマンUに勝利が転がり込んできたが、あの時ロナウドが泣いていたのも懐かしい。
ロナウドとしては決勝のパフォーマンスに納得がいかなかったのかもしれない。
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