アストン・ヴィラで躍動するグリーリッシュ photo/Getty Images
「それについて議論の余地はない」
現在マンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグの中堅クラブで活躍する天才MFに熱視線を送っているとされるが、はたして彼は本当にイングランドの名門にふさわしい選手なのだろうか。アストン・ヴィラでプレイするMFジャック・グリーリッシュのことである。
今季、昇格組のアストン・ヴィラで一人気を吐いているグリーリッシュ。華麗な足技と視野の広さはプレミアでもトップレベルと言われており、マンUが獲得に興味を持っているのも頷ける。
しかし、一部では「グリーリッシュが活躍できているのはアストン・ヴィラだから」なんて声もある。才能は確かだが、マンUのようなタレント集団に加わればそれも目立たなくなる。そう主張する人は少なからずいるのだ。
はたして、この主張は本当に的を射ているか。かつてアストン・ヴィラで指揮を執ったマーティン・オニール氏はこの意見に真っ向から反対している。 英『Stats Perform News』のインタビューに登場した同氏は、グリーリッシュの才能はどのビッグクラブでも通用すると次のように語った。
「グリーリッシュの将来について何かコメントするのは難しい。でも彼がマンチェスター・ユナイテッドでプレイするのに十分な力を持っているかどうかについて聞かれれば、私はそうだと答えるよ。グリーリッシュはどんなビッグクラブでもプレイできるほど巨大な才能を備えている。それについて議論の余地はないね」
オニール氏にその才能を絶賛されたグリーリッシュ。
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