アーセナルで出場機会が激減しているグエンドウジ photo/Getty Images
「人間として成長できていない」
ウナイ・エメリ前監督にこそ重用されたものの、昨年12月のミケル・アルテタ新監督就任以降アーセナルで若きMFの将来が怪しくなってきている。21歳のマッテオ・グエンドウジだ。
エメリ政権下ではチームの中盤に欠かせないピースとして、存在感を示していたグエンドウジ。しかし、アルテタ監督が就任した後のウィンターキャンプにて、このヤングスターは指揮官やスタッフらと口論を繰り広げたという。以降、スタメン出場はガクッと減り、前半戦にアーセナルの希望となっていた男は今や崖っぷちの状況に追い込まれている。
そんなグエンドウジには、彼にアーセナル行きをお勧めした元同僚もご立腹な様子だ。その元同僚とはかつてアーセナルでもプレイし、ロリアン時代にグエンドウジのチームメイトだったジェレミー・アリアディエール氏。同氏はそろそろこの20歳は自身の態度を改めなければならないと、次のように語っている。英『Daily Mirror』が伝えた。
「マッテオは私のアドバイスを受けてアーセナルへ向かった。だが、彼はまだ人間として成長できていないように感じるね。残念なことだが、アーセナルに加入してもアイツは何も変わっていない。マッテオに足りないのはそういうところだよ。ミケル(・アルテタ)の下で彼がプレイしていない理由はまさにそれだ」
「マッテオは最高の選手になることができるはずだ。
ピッチの外で問題を抱える後輩に対して、かなり厳しい言葉をかけたアリアディエール氏。はたしてグエンドウジはこの先自身の行動を省みて、再びチームで重要な存在となることができるのだろうか。21歳は今こそ大人の階段を昇る時だ。
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