ロナウド、ルーニーがいても勝てず photo/Getty Images
2008-09に挑んだ連覇
2015-16シーズンよりレアル・マドリードがチャンピオンズリーグを3連覇したことで、どこか連覇のハードルが低くなった印象はある。しかし、それまでチャンピオンズリーグ連覇など考えられない大偉業だった。
その偉業に挑戦したチームは過去にもいくつかあった。マンチェスター・ユナイテッドもそのうちの1つだ。
マンUは2007-08シーズンにクリスティアーノ・ロナウドやウェイン・ルーニーらを擁してチャンピオンズリーグを制すと、その翌シーズンにも決勝へ進出。ところが、そこにジョゼップ・グアルディオラ率いるバルセロナが立ちはだかった。
英『Daily Mail』によると、マンUのMFポール・スコールズも当時のバルセロナが対戦した中で最高の相手だったと振り返っている。
「私たちは本当にアンラッキーだった。他の時代ならば、チャンピオンズリーグを4回、5回、6回と制覇できていたかもしれない。だけど、バルセロナを見てみなよ。イニエスタ、シャビ、ブスケッツ、メッシがいて、左にはティエリ ・アンリ、センターバックはピケとプジョル。非現実的だ。彼らは私が対戦した中で最高のチームだ」
当時のバルセロナは準決勝でチェルシーを撃破しており、2007-08シーズンのチャンピオンズリーグ・ファイナリストを立て続けに撃破して頂点に立っている。最強のチームだったと言っても大袈裟ではないのだろう。
ペップ・バルセロナさえ登場していなければ、マンUはあの時連覇できていたかもしれない。またマンUは2010-11シーズンにもファイナルへ進出しているが、この時もバルセロナに敗れて優勝を逃している。スコールズにとっては苦すぎる思い出となっているようだ。
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