マンU時代のベッカム photo/Getty Images
文句つけられぬ第1位
プレミアリーグの歴史で最高のフリーキッカーは誰なのか。
英『90min』が「プレミア・フリーキッカーランキング」を作成しているが、1位と2位が全く異なるタイプのキッカーという点が面白い。
5位:ティエリ・アンリ(アーセナル)
4位:ローラン・ロベール(ニューカッスル)
3位:ジャンフランコ・ゾラ(チェルシー)
2位:クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)
1位:デイビッド・ベッカム(マンチェスター・ユナイテッド)
アンリはスピードやゴール前での動き出しなどに注目が集まるが、ペナルティエリア外からでもゴールを奪う高精度キックの持ち主でもあった。まさにアーセナル時代は何でもこなす王様で、攻撃の全てがアンリを中心に回っていたイメージだ。
4位のロベールは強烈な左足の持ち主で、プレミアでは11本ものフリーキックを沈めている。遠い距離からでも狙えるパワーはこのランキングでもトップクラスか。
3位のゾラも有名なキッカーだ。プレミアだけでなく、セリエAでもそのキック精度は知られている。ゾラといえばフリーキックとのイメージもあるだろう。
そして2位はロナウド。今でこそ精度が落ちているが、マンU時代は強烈な無回転ショットを武器に次々とネットを揺らしていた。数よりも記憶に残るフリーキックが多く、GKが1歩も反応できないほど不規則に回転するキックはロナウドの代名詞となった。
そんなロナウドをも抑えたのは、イングランドの貴公子・ベッカム。ロナウドとはタイプが異なるボールを蹴るが、ベッカムのキックも芸術的だった。プレミアでは18本ものフリーキックを決めており、最多の数字となっている。
蹴る際のフォームも印象的で、真似をした人も多いはず。ベッカムがNo.1との評価に異論はないだろう。
Just ten of David Beckham's best free-kicks in a Manchester United shirt pic.twitter.com/5tJtvpYe4B
— SuperSport (@SuperSportTV) May 3, 2020
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/