来季アーセナルでついに“若き天才”大爆発か 期待を背負う武者...の画像はこちら >>

今季はハダースフィールドで経験を積んでいるスミス・ロウ photo/Getty Images

“エジルの後継者”と呼ばれるヤングタレント

いずれはこの青年がガナーズの攻撃を司るのだろうか。アーセナルには人々が“メスト・エジルの後継者”になれるはずと信じる未来のビッグスター候補がいる。

ハダースフィールドにレンタルされている19歳のMFエミール・スミス・ロウだ。

アーセナルではかねてより最高クラスのホープとして期待され続けてきたスミス・ロウ。今季はチャンピオンシップ(英2部)で武者修行ということになったが、ここまで11試合1得点3アシストとまずまずの成績を残している。着実な成長を見せているだけに、来季チームに再合流すれば大ブレイクなんてことも可能性としてはあるだろう。

そんなスミス・ロウの成功を信じる人物がいる。その人物とはハダースフィールドの元フットボール部門責任者で、同選手のレンタル獲得に携わったデイビッド・ウェッブ氏だ。英『talkSPORT』のインタビューに対して、同氏はスミス・ロウがアーセナルに戻っても活躍できるはずと次のように語っている。

「スミス・ロウは素晴らしい選手だよ。最初のトレーニングが終わってすぐ、彼の才能がとてつもなく大きいことは理解できた。彼は求められている以上のダイナミックさをチームに与えることができていると思う。No.10でもNo.8でもプレイできるからね。今後2~3年程度で本当に良いキャリアを積むことができると思う。
ミケルも彼の才能を十分に理解しているはずだから、アーセナルに戻ってから多くのチャンスを得られると思うな」

実際にトレーニングを見てその才能の豊かさを確信したというウェッブ氏。加えてそのユーティリティ性から、アルテタ監督にとっても非常に使いやすい選手だと同氏は考えているようだ。クオリティが高く、かつ使い勝手が良いともなれば確かに起用しない手はないだろう。

各方面からその才能を評価されてきたスミス・ロウだが、ついにこの19歳は来季アーセナルで覚醒することとなるのだろうか。しばらく波に乗り切れていないガナーズにおいて、この若者が起爆剤となる可能性は低くない。

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