サンプドリア戦でフル出場を果たした冨安 photo/Getty Images
終始アグレッシブなプレイを披露
イタリア・セリエAの第28節が現地時間6月28日に行われ、ボローニャがサンプドリアに2-1で勝利した。なお、ボローニャに在籍中のDF冨安健洋はフル出場、今年1月にサンプドリアに加わったDF吉田麻也は後半29分より出場している。
この日も右サイドバックとして出場した冨安は、キックオフ直後から敵陣深くまでドリブルで仕掛けるなど、アグレッシブなプレイを披露。前半19分すぎにコーナーキックから惜しいヘディングシュートを放ったほか、後半11分すぎには右サイドを駆け上がったMFロベルト・ソリアーノへ正確な縦パスを供給するなど、自軍の攻撃にアクセントを加え続けた。
データサイト『Sofa Score』によると、冨安はこの試合で両軍のフィールドプレイヤー中2位タイのドリブル成功数(3回)、ならびにドリブル成功率100%を記録。先月22日に行われたユヴェントスとのリーグ戦では両軍のフィールドプレイヤー中3位タイのタックル成功数を叩き出すなど(3回/『whoscored.com』より)、守備面での貢献が光っていたが、サンプドリア戦ではパスセンスや単騎突破力の高さを見せつけた。今やセンターバックとサイドバックの両方で高水準のプレイができ、攻守両面においてボローニャに欠かせない存在となっている同選手の更なる成長に期待したいところだ。
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