トッテナムのファン・デル・ファールト photo/Getty Images
今のチームとどっちが強い?
マウリシオ・ポチェッティーノの下でチャンピオンズリーグ準優勝を果たした昨季のトッテナムも魅力満点のチームだったが、今から10年ほど前のトッテナムもそれに負けぬインパクトがあった。
当時のチームで中心的存在となっていた選手の1人は、元オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールトだ。
レアル・マドリードでもプレイした天才肌のレフティーは、トッテナムでも期待通りの活躍を披露。所属期間は2年と短かったが、それでもトッテナムのサポーターに愛される特別な存在となった。
英『90min』によると、ラファエル・ファン・デル・ファールトも当時のチームは特別なものだったと振り返る。
「私たちにはモドリッチ、ベイル、レノン、デフォー、クラウチ、パヴリチェンコ、レドリー・キング、カブール、カイル・ウォーカーたちがいた。チャンピオンズリーグレベルのチームだったし、今見れば私たちがリーグを制覇できなかったのはミラクルだったと思うだろうね」
ハリー・レドナップに率いられた当時のチームは、チャンピオンズリーグでミランを撃破するなど躍動。若かりし頃のベイルもインパクト抜群で、見ていて楽しいチームだった。
ハリー・ケイン、デル・アリらがいる今のトッテナムも十分に豪華だが、当時のチームの方が好きというサポーターも多いはず。
トッテナムはイングランド国内の強豪だと強く世界にアピールしたチームで、その後の成長があったのはラファエル・ファン・デル・ファールトらの世代が奮闘してくれたからだろう。
●電子マガジンtheWORLD(ザ・ワールド)最新号を無料で公開中!
電子マガジン最新号は、「欧州サムライ伝説NEXT」と題し、まさに今欧州挑戦中の若きサムライたちをピックアップ。久保建英、冨安健洋ら、これからの日本サッカーを担う才能たちの現在地を追い、その魅力に迫ります!
こちらから無料でお読みいただけます。
http://www.magazinegate.com/theworld/