ウルブズのポデンセ(右) photo/Getty Images
異国の地で揃うポルトガル人選手たち
昨季7位に入る大健闘を見せ、今季さらなる野心を持ってプレミアリーグの戦いへ挑むウォルバーハンプトン。
彼らが目指すはトップ6入りだが、そのチームを支えるのはポルトガル軍団だ。
先日のマンチェスター・シティ戦でもジョアン・モウチーニョ、ルベン・ネヴェス、ペドロ・ネトと中盤は全員ポルトガル人選手で構成され、前線で10番を背負うダニエル・ポデンセ、守護神のルイ・パトリシオと、スタメンにポルトガル人選手が5人も入っていた。
さらに途中出場した左サイドバックのルベン・バイナグルもU-21ポルトガル代表でプレイする選手だ。さらに今夏にはFCポルトからレンタルの形で20歳の攻撃的MFヴィティーニャことヴィトール・フェレイラも加わっている。

ウルブズのファビオ・シウバ photo/Getty Images
米『ESPN』はレンタル組も含め10人もポルトガル人選手がいるため、ユヴェントスでプレイするクリスティアーノ・ロナウドに11人目にならないかと冗談交じりに提案をしている。国外のクラブがこれだけポルトガル人選手で埋まるのも極めて珍しいケースだろう。
今季はその中でも新入りの若きFWファビオ・シウバに注目が集まるが、彼らはチームをどこまで押し上げるのか。選手層的には十分トップ6を狙うだけの力があるはずだ。