レアルの得点源ベンゼマ photo/Getty Images
チームを勝利へと導く存在
新戦力が思うようにヒットしなかったレアル・マドリードでは、これまでチームを支えてきたベテランが頑張るしかない。
チームは12月5日のセビージャ戦よりチャンピオンズリーグも合わせて5連勝と波に乗っているが、その中でスペイン『MARCA』が称えたのはFWカリム・ベンゼマ、MFトニ・クロース、ルカ・モドリッチのベテラン3人だ。
前線ではエデン・アザール、マルコ・アセンシオ、ルカ・ヨビッチといった選手たちにも頼りたいところだが、アザールは怪我が続いている。アセンシオも思うように状態が上がらず、期待の新戦力だったヨビッチもほとんど戦力になっていない。
ベンゼマは直近4試合で5得点と奮闘しており、やはり今でもベンゼマがレアルにとって最高のアタッカーだ。他に頼れる得点源が不在の今、とにかくベンゼマにネットを揺らし続けてもらうしかない。
さらに中盤ではクロース、モドリッチ、カゼミロの鉄板トリオが再びの輝きを放っている。フェデリコ・バルベルデの成長やマルティン・ウーデゴーの復帰によって鉄板トリオが変わる可能性も考えられたが、やはりまだまだ3人のクオリティは高い。その中でも30歳のクロース、35歳のモドリッチが攻撃に与える影響は大きい。
同メディアも30代トリオが好調を維持できれば、あらゆるタイトルに挑めるとの考えだ。
しかしリーグ制覇とチャンピオンズリーグ制覇のダブルを狙うためには、バックアッパー組の働きも必要だ。彼らを休ませたい時、バックアッパー組がどこまで穴を埋められるのか。ベテランに頼り切りとなっているところは気になるが、ベンゼマやモドリッチは今のペースを終盤まで継続してくれるだろうか。