レスター行きが噂されているター photo/Getty Images
ドイツ産のCB獲得には成功例のあるレスター
「ミラクルレスター」以来クラブとしての成長が止まらないレスター・シティ。今季こそ、チャンピオンズリーグを逃したものの、プレミアでは5位とヨーロッパリーグへの出場権を掴むなど確実に大きなクラブへと変貌を遂げている。
来季は更にステップアップを図るため、選手補強に積極的になるだろう。そんなレスターが獲得に迫っているのが、バイエル・レヴァークーゼンのヨナタン・ターだ。身長192cmと大きな体格を持ちながらも、突出したスピードの持ち主である。
英『Leicester shire live』によれば指揮官であるブレンダン・ロジャーズは昨季からターに注目しており、終盤に失速した原因となった守備陣の強化を考えているようだ。また、レヴァークーゼン側としても、マインツ所属のジェリー・シン・ジュステ獲得に成功した場合には放出を容認する考えだ。
この移籍が実現すればレスターの安定感は更に向上するだろう。前述したように守備の要であるジョニー・エヴァンズが怪我の影響からフルシーズンを戦い抜くには計算が立たず、終盤には本職ではないティモシー・カスターニュが3バックの右を務めていた。その結果、終盤に2敗しており、勝ち点を落としている。
また、ターがドイツで活躍していることはクラブとして獲得しやすい要因となるだろう。2018年にレスターに加入したチャグラル・ソユンクはドイツのフライブルクから加入しており、現在もチームの中心選手だ。そういった前例もあることからターの獲得は前向きな情報が多いと言える。
着実にチームを強化し、次のステージに進もうとしているレスター。