プレミア王者は実はスロースターター? 新体制となるスパーズと...の画像はこちら >>

来季もペップの発明に期待した photo/Getty Images

昨季は10節までに2敗3引き分けだ

まだEURO2020が開幕したばかりと少し気は早いが、来季のプレミアリーグの日程が公開された。日程は変更される可能性はあるが、開幕日は8月14日となっており、注目カードはトッテナムマンチェスター・シティだ。



トッテナムは新監督が決まってはいないが、新体制になることは間違いなく、大事な初戦となる。マンCが目指すはリーグ連覇とこちらも負けられない一戦だ。

そんなプレミア王者だが、ここ数年はスロースターターな印象だ。昨季は新型コロナウイルスの影響もあったが、3節でレスターに負け、続くリーズ、ウェストハム、リヴァプールと引き分け、トッテナムに負けている。

一昨季である19-20シーズンも2節でトッテナムに引き分けると、ノリッジ、ウルブズに黒星を喫している。この記録はすべて10節までのものとなっており、マンCのスロースターターぶりを露呈しているのだ。昨季はリーグを制しており、悪いことではないのだが、来季はリヴァプールやチェルシーといったリーグを争う相手がスタートから万全であれば少し怖い。

EUROやコパ・アメリカといった国際大会に出場した選手が多いチームであれば、クラブ全体でのコンディションも気になるところだ。

しかし、戦力や戦術の整わない状態のトッテナムと戦えるのはラッキーとも言える。ほぼ一年中稼働している選手たちの疲労面は気になるが、サッカーファンとしてはまた楽しい一年となりそうだ。

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